仮面ライダーガッチャード、見よ〜ぜ(1話~12話感想)

こんにちは。ちゅうとくんです。

 

みなさんは、「ガッチャ」してますか?

僕はしてません。

 

ということで今回は、毎週日曜午前9時から放送している『仮面ライダーガッチャード』の感想記事です。

 

最初に言っておきますが、感想記事を書いているということは、結構ノれてます。ガッチャード。

 

キャラクター説明をできるだけ省きたいのでまだ見てない方は公式YouTubeで1話を見ましょう。PVとかでも良いけど

 

- YouTube

 

キャラクター&世界観

一応1話すら見る暇のない方向けにざっくりした紹介だけしておきます

 

一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード

主人公は真っ直ぐな性格の高校生。「俺だけのガッチャ」を追い求めています。ある日、仮面ライダーの変身ベルトを渡されて怪人「マルガム」と戦うために変身。自らを「仮面ライダーガッチャード」と名付けました。

 

奇跡の生命体「ケミー」

かつて錬金術により生み出され、カードに封印(?)されていた生命体で、1話でその封印が解かれます。ケミーは純粋なため強い悪意を持つ人間に取り込まれてしまい、その人を怪人に変えてしまいます。一方仮面ライダーガッチャードは心を通わせたケミーをカードにガッチャしていき、2枚のカードを組み合わせて戦っていきます。

ケミーは100種類以上いて、マスコット感とかガッチャするのとかちょっとポケモンっぽかったりします。

 

錬金術

あんまよく分かってません、なんか0から1は生み出せなくて1として存在しているもののカタチを変えることはできるみたいです。錬金術の存在は秘匿されていて関係者以外の巻き込まれた人間の記憶は消されてしまいます。

主人公が所属するのは「錬金アカデミー」。個性的な仲間と高校生らしく友情を育んでいく姿がこの番組の特色でもあります。

 

感想

ということでここからは1クール目の感想をお話していきます。なるべくネタバレ少なめを心がけますが、どうしても避けられない部分はあるので普通に見たい人はアマプラか何かで見ましょう。

あとこれ情けない話なんですが、𝕏のおすすめタブがかなり個人に合わされるようになった影響でインターネット特撮オタクの感想にだいぶ影響されちゃってる自覚があります。困ったなあ、でもこれが現代インターネットを通じた作品の受け取り方ということで…

 

1話

正直、インパクトは薄い…というのもここ最近は1話でドドドド派手なアクションがあったりして毎回「今年も凄そうだ…」って言っていたんですが、ガッチャードは初戦闘のスケールが小さめに感じました。初のライダーキックは、蒸気っぽいのを出す構えから、地面と平行にキック。オリジナリティあるスタイルでしたね。(1話の戦闘で何秒かめちゃくちゃ画質が低くなる所があってビックリします、ドローン撮影だからとの噂。)

キャラクターの雰囲気としては高校生らしく元気溢れる宝太郎に「元気だなあ」と思いました。ただかなり演技が固くてちょっと怖い。ヒロインの九堂りんねもなんか固いです。

世界観を見せてキャラクターを見せる、そんな第1話だったのでとりあえずこれからに期待かな〜って感じでした。

 

2話~4話

悪人に取り込まれたケミーを助け出すために戦い始めるガッチャード。いわゆる「今週の怪人」方式で1話ごとに話が進んでいくんですが、そのために毎回悪人が出てくる。この悪人がデフォルメされてない感じで妙な治安の悪さみたいなのをインターネット特撮オタクみんなで感じてました。

この辺序盤で各キャラの感じが今からするとちょっと定まってない感じがあり、結構心配になってました。いや演技は1年で上達するから良いんですけど、「ケミーは良い奴なんだ!」の一点張りな宝太郎が心配というか…

とにかく、この辺もストーリーに関しては今後に期待、って感じでした。

 

ストーリーに関しては、ってことは?アクションが評価ポイントです。毎回新しいフォームチェンジが登場して新しいスタイルのライダーキックを披露してくれる。しかも、挿入歌付き!!嬉しい!!

ここ10年くらい、毎話挿入歌付きみたいな作品がほとんど無かったんですが、毎回クライマックスで流してくれると番組のトレードマークにもなり、見ていて楽しくなる。平成1期でありがちだった毎回とりあえず挿入歌が流れてるみたいな、アレが好きな人は嬉しくなると思います。

 

5話~8話

徐々に演技が馴染んできて、無から湧く変な質感の悪人ではなくそれなりに理解可能なフィクションの悪人が出てくるようになり、集中して見れるようになった本筋では「ケミーとの出会い」「それを通じた人間の物語」みたいな部分に味わいが出てきます。

5話のレスラー回、インターネット特撮オタクのみんなが「この番組の楽しみ方が分かった」「ここまででいちばん良い回だった」って言ってた気がします。僕もこの辺で分かってきた。

サボニードルと少年のお話とかも良かったな。

 

そして挿入歌バックの戦闘も継続。良いですね。

 

9~10話

修学旅行編。京都でお話が展開されます。敵幹部も次なる目的のために京都に居合わせており、旅先でも戦闘は行われます。

この2話の話はね…良かったですね…

宝太郎の高校での友人であるオカルト大好き加治木くんが京都で出逢う運命の人とは?2人はどうなる?みたいなちょっとステキな人間ドラマ。

物語は明るく、バトルは楽しく。毎週日曜の朝にヒーローの活躍を楽しむ番組『仮面ライダーガッチャード』が「成った」回でした。

 

仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド』

全2話の番外編で、配信限定(YouTubeとか)です。

仮面ライダーディケイドに何故か似ている「仮面ライダーレジェンド」が宝太郎を呼び寄せてゴージャスにさせるお話。メタ的な話で言うと今後何かの機会でガッチャードとまた関わらせるために先行でスピンオフをやってる?とか他のライダーへの変身・召喚をできる新世代の便利キャラとして作られた?とかありますが、普通にスピンオフとして面白い。

レジェンドに変身する鳳桜・カグヤ・クォーツは自らをカグヤ様と称しゴージャスな戦いをします。「世界の方が、俺の所に来い!」って言います。かっこいいね。ただのゴージャス男じゃなくて、最低限の描写で最大限に「いいやつ」だと分かるお話だった。今後の宝太郎との再会にも期待。

本編に毎回このくらいのキャラが出てくるとかっこよすぎて狂うので、スピンオフ限定キャラでよかったね。

(配信日的にはEPISODE1が本編の10話と11話の間。EPISODE2が12話の放送後)

 

11~12話

今回1クール目ってことで記事を書いてるんですけど、お話の区切りとしては10話までで第1章が終わって、11話から第2章になってるんだと思います。

第2章は公式いわく「襲来!レベルナンバー10!」篇。ケミーと出会い、人と出会ってきた宝太郎。そんなどこか心温まるガッチャードのお話は錬金アカデミーに調査官がやってくることから大きく動いていきそうです。

正直、12話をすごく語りたいのですが、まず一旦この番組の持ち味みたいなのを感じて欲しいので10話まで見てみてください。

 

その上で、11,12話の感想をもう一度見に来てください。↓のふせったーに色々書いておきます。

 

仮面ライダーガッチャード 12話 感想
(ネタバレ含む) https://fse.tw/YQ8rqbWt#watchword

 

合言葉はドレッド

 

おわり

仮面ライダーガッチャード、みなさんもリアタイで追いましょう。リアタイがいちばん楽しいので。

配信プラットフォームはこちらから調べてみてください(執筆時点では東映公式、TELASA、アマプラがあります)

放送・配信一覧 | 仮面ライダーWEB【公式】|東映

 

それでは。