こんにちは。ちゅうとくんです。
普段はポケモンカードをやっているのですが、デュエマもよくYouTubeで動画を見てパックや構築済みデッキをちょこちょこ買っています。
ポケカを知った上でデュエマの商品を覗くと、再録の時期や頻度が結構違うんだな〜と分かりました。
違うんだな〜くらいの認識はあるのですが詳しい傾向とかはあんまり分かってないのでちょっと調べてみようと思います。
(初手おまけ)ポケカの再録傾向
デュエマで言う◯◯篇みたいな奴はポケカだとシリーズ名(ソード&シールドとかスカーレット&バイオレットとか)がありますが、これは原作のゲームに合わせて約3年毎に変わっています。その中でざっくり1年の分かれ目でレギュレーションマーク(1年ごとにA,B,C,D…)が更新され、直近3つ分のカードをスタンダードレギュレーションの大会で使えるというのが基本です。
スタンダードレギュレーションの範囲内のカードは時々再録されるし、範囲外のカードは全く再録されない(過去のシリーズと同名同テキストのカードが再登場することはある)というのが基本的な商品展開です。
1年に4回大型弾が出るうちの3弾(+その間の小さい弾)までの主要カードが年末頃に発売する再録パックでまとめて再録され、毎年一部取りこぼしはあるもののその年に活躍させるつもりで刷られたカードは概ね収録されます。(ちなみに4弾目はシリーズの変更を跨がなければ次の年の再録パックに回ります。)あわせて、秋冬頃に発売する構築済みデッキなどでも再録パックに先駆けて収録されることがあります。
まあざっくり言うと年末になると大体のカードが再録解禁されて集めやすくなるって感じです。
デュエマの調査
ポケカの方を踏まえて(?)デュエマの再録傾向を調べていこうと思うのですが、ここ数年で傾向が大きく変わったっぽいので変更以降のをメインに調べていきます。
収録弾の間違いなどがありましたら教えてください。
王来篇より前
超天篇(2019)の頃までゴールデンリストという「2年間の再録禁止」を定めたカードのリストがあったらしいです。十王篇(2020)以降は新規の追加は無くなり、廃止状態になっています。
王来篇以降
通常弾で「20thレア」「トレジャー」枠での再録が行われています。どこから調査カウントするかについてですが、王来篇(2021)が終わるあたりでゴールデンリストのカードも全部解禁されたと思われること、王来MAX(2022)のトレジャーから金銀銅がついて今の形に近くなったことを踏まえて王来MAX以降のカードを見ていこうと思います(現実的にサクッと見れるのもそのくらいの量だし)。
何を見る?
その商品で再録されているカードのうち初出がいちばん新しい物(再録までの期間が短かった物)と逆にその商品の新カードがいちばん最初に再録される弾を調べます。
神アート、金トレジャーはコレクション要素が強く集めやすくするための再録では無いんじゃないかな〜と思うので当てはまる時はカッコで書きます。
キングマスタースタートデッキ/スタートWINデッキでの先行登場は除きます。スタートデッキでの再録はテーマデッキのテーマに合わせて直近の弾から収録している場合は除外しようと思います。(例:革命アメイジンマジックのアシスターmogi林檎は除外、B.F.F.モーメントはカウント)
最もって書いてますが気分で複数挙げてることもあります
商品情報のページ
https://dm.takaratomy.co.jp/product/expansion/
めっちゃサクサクでウケた
(ポケカの方は激重なので)
https://www.pokemon-card.com/products/
王来MAX篇
キングマスタースタートデッキ ジョーのS-MAX進化/アバクの鬼レクスターズ
2022年4月9日
最も新しい再録
・オヴ・シディア<サザン.star>、阿修羅ムカデ<デスシラズ.star> 他
→王来篇第1弾(2021年4月17日)
この商品からの初の再録
・シャクネツ悪鬼の巻(アバクの〜)
→闇のキリフダたち(2023年2月18日)
・ゲラッチョの心得(ジョーの〜)
→デュエキングMAX2023(2023年10月21日)
王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!
2022年4月23日
最も新しい再録
・伝説演者 カメヲロォル
→弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!(2021年2月20日)
・ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン
→クロニクルデッキ 決闘!!ボルシャック・デュエル(2021年8月7日)
この商品からの初の再録
・ジェニーの黒像
→闇のキリフダたち(2023年2月18日)
・ブランド-MAX
→開発部セレクションデッキ「光水火鬼羅.star」(2023年3月18日)
開発部セレクションデッキ「火水覇道」「水闇魔導具」
2022年5月21日
最も新しい再録
・Disノメノン
→王来篇第2弾(2021年6月26日)
・ガル・ラガンザーク
→英雄戦略パーフェクト20(2021年7月17日)
※切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー
→名場面BEST(2021年5月22日)
王来MAX最終弾 切札!マスターCRYMAX!!
2022年6月25日
最も新しい再録
妖精 アジサイ-2
→キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT(2021年9月11日)/王来篇第3弾(2021年9月25日)
聖鎧亜キング・アルカディアスP's
→デュエプレコラボデッキ第2弾(2021年9月18日予約開始、2022年1月中旬発売)
この商品からの初の再録
バイケンの海幻
→ARev第3弾(2023年9月16日)
マスター・ファイナル・メモリアル・パック
2022年7月23日
最も新しい再録
終末縫合王 ミカドレオ
→王来篇第4弾(2021年9月25日)
この商品からの初の再録
勝熱と弾丸と自由の決断
(→神アート 超獣創造(2022年7月4日?予約開始、2022年10月上旬発売))
→開発部セレクションデッキ「水闇自然ハンデス」(2023年11月18日)
鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ
→開発部セレクションデッキ「火闇邪王門」(2023年11月18日)
クロニクル・ダークサイド・デッキ「終焉」「零誕」
2022年8月6日
最も新しい再録
スラッシュ・チャージャー(「終焉」)
→デュエキングMAX(2021年10月23日)
暗黒の騎士ザガーン GR(「零誕」)
→パラレル・マスターズ(2022年2月19日)
この商品からの初の再録
終断χ(カイ) ベガスランチャー(「終焉」)
→ビクトリーBEST(2023年7月22日)
龍頭星雲人/零誕祭(「零誕」)、時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR(「終焉」)
→デュエキングMAX2023(2023年10月21日)
ゴッド・オブ・アビス(GoA)
スタートWINデッキ 邪神・フロム・アビス
2022年9月10日
最も新しい再録
スーパー・デーモン・ハンド
→デュエマクエスト・パック〜伝説の最強戦略12〜(2018年7月14日)
この商品からの初の再録
GoA第1弾からの先行登場以外の新規カードは2023年11月現在、なし
GoA第1弾 「伝説の邪神」
2022年9月17日
最も新しい再録
流星のガイアッシュ・カイザー、氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン
→デュエキングMAX(2021年10月23日)
この商品からの初の再録
アビスベル=ジャシン帝、ハンマ=ダンマなど(アビステーマ)
→スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲(2023年5月20日)
キャディ・ビートル
→ARev第3弾(2023年9月16日)
黄金戦略!!デュエキングMAX2022
2022年10月29日
最も新しい再録
終末王秘伝オリジナルフィナーレ、地龍神の魔陣など
→王来篇第4弾(2021年12月18日)
この商品からの初の再録
R.S.F.K./オールイン・チャージャー
→開発部セレクションデッキ「7軸ガチロボ」(2023年3月18日)
雲の超人
→ARev第1弾(2023年4月22日)
超神星DOOM・ドラゲリオン
→ARev第2弾(2023年6月24日)
レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎
2022年11月12日
最も新しい再録
ボルシャック・栄光・ルピア
→クロニクルデッキ 決闘!!ボルシャック・デュエル(2021年8月7日)
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
GoA第2弾 「轟炎の竜皇」
2022年12月17日
最も新しい再録
超次元の王家、極楽鳥、地震
→パラレル・マスターズ(2022年2月19日)
この商品からの初の再録
深淵の壊炉 マーダン=ロウ、ブルーム=プルーフなど(アビステーマ)
→スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲(2023年5月20日)
悪縁 ガクブッチ=リッチーモア、コッコ・武・ルピア
→開発部セレクションデッキ「火闇邪王門」(2023年11月18日)
ヒーローズ・ダークサイド・パック 〜闇のキリフダたち〜
2023年2月18日
最も新しい再録
ジェニーの黒像、シャクネツ悪鬼の巻
→王来MAX第1弾(2022年4月23日)、キングマスタースタートデッキ アバクの鬼レクスターズ(2023年4月9日)
ロスト・Re:ソウル、Disゾロスター
→王来篇第4弾(2021年12月18日)
この商品からの初の再録
星魂接続 パーフェクト・ワールド
→レジェンドスーパーデッキ「禁王創来」(2023年8月5日)
(ブレイン・スラッシュ
→プロモ(2023年10月13日発売))
禁断の轟速 ブラックゾーン、鬼ヶ英雄 ジャオウガOG
→開発部セレクションデッキ「火闇邪王門」(2023年11月18日)
開発部セレクションデッキ「光水火鬼羅.star」「7軸ガチロボ」
2022年3月18日
最も新しい再録
ブランド-MAX(「光水火鬼羅.star」)
→王来MAX第1弾(2022年4月23日)
R.S.F.K./オールイン・チャージャー
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
ここまでのまとめ
だいたいの再録は8~10ヶ月くらいで解禁されているっぽい雰囲気がありますね。
デッキでの再録の場合少しフットワークが軽くなっているのではないか?という雰囲気もあります(ザガーンGRやオールインチャージャー、パーフェクトワールドが約半年で再録されている)
ただそうなると雲の超人がパック収録→パック再録の中でひときわスパンが短いのが目立ちますが…(初出を間違えてたりしますか?もしかして)
さて、ここからはアビス・レボリューションのカードに入っていきます。ここまでで結構長かったんですがここからは新カードが再録を経験しているというパックが少なくなると思うのでもうちょっとサクサク進むと思います。では見ていきましょう。
アビス・レボリューション(ARev)
スタートWINデッキ 竜軍・オブ・ボルシャック
2023年4月15日
最も新しい再録(アーマード/ファイヤーバード以外)
コッコ・ルピアGS
→キングマスタースタートデッキ ジョーのスター進化(2021年4月3日)
この商品からの初の再録
ARev第1弾からの先行登場以外の新規カードは2023年11月現在、なし
ARev第1弾 「双竜戦記」
2023年4月22日
最も新しい再録
インフェル星樹、(「正義星帝」〈ライオネル.star〉(金トレジャー))
→王来MAX第1弾(2022年4月23日)
雲の超人
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
この商品からの初の再録
イード=ミード/「奈落を見たいか?」、ド:ノラテップなど(アビステーマ)
→スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲
他、プロモ、スタートWINデッキでの再録以外なし(2023年11月現在)
スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲
2023年5月20日
最も新しい再録
(アビス以外) 絶望と反魂と滅殺の決断
→超天篇第4弾(2019年12月20日)
(アビス→GoA第1弾(2022年9月17日)、第2弾(12月17日)、ARev第1弾(2023年4月22日))
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
スタートWINデッキ 聖沌・クノイチ・チェンジ
2023年6月10日
最も新しい再録(メカ以外)
光牙忍ライデン
→戦国編第3弾(2008年12月20日)
この商品からの初の再録
ARev第2弾からの先行登場以外の新規カードは2023年11月現在、なし
ARev第2弾 「忍邪乱武」
2023年6月24日
最も新しい再録
超新星DOOM・ドラゲリオン、雲の超人
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
この商品からの初の再録
プロモ、スタートWINデッキでの再録以外なし(2023年11月現在)
大感謝祭 ビクトリーBEST
2023年7月22日
最も新しい再録
龍素記号wD サイクルペディア
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
レジェンドスーパーデッキ 禁王創来
2023年8月5日
最も新しい再録
星魂接続 パーフェクト・ワールド
→闇のキリフダたち(2023年2月18日)
Volzeos-Balamord(新世界王の権威/新世界王の思想/新世界王の闘気)、不死鳥縫合 ブラック・ビッグバンなど
→王来篇第4弾(2021年12月18日)
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック
2023年9月9日
最も新しい再録(マジック以外)
B.F.F. モーメント
→王来篇第3弾(2021年9月25日)
この商品からの初の再録
ARev第3弾からの先行登場以外の新規カードは2023年11月現在、なし
ARev第3弾 「魔覇革命」
2023年9月16日
最も新しい再録
バイケンの海幻
→王来MAX最終弾(2022年6月25日)
キャディ・ビートル
→GoA第1弾(2022年9月17日)
煉獄邪神M・R・C・ロマノフ
→デュエプレコラボデッキ第3弾(2022年10月23日予約開始、2023年2月中旬発売)
(龍素記号wD サイクルペディア(金トレジャー)
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日))
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
頂上決戦!! デュエキングMAX2023
2023年10月21日
最も新しい再録
時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR、龍頭星雲人/零誕祭
→クロニクル・ダークサイド・デッキ「終焉」「零誕」(2022年8月6日)
十番龍 オービーメイカーPar100、ハンマ=ダンマ
→GoA第1弾(2022年9月17日)
龍素記号wD サイクルペディア、仙界一の天才 ミロク、爆剣士グレンモルト剣/龍剣星王紅鬼勝など
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
この商品からの初の再録
2023年11月現在、なし
(支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー
→神アート Angelic Wisdom(2023年11月14日予約開始))
開発部セレクションデッキ「火闇邪王門」「水闇自然ハンデス」
2023年11月18日
最も新しい再録
禁断の轟速 ブラックゾーン、鬼ヶ英雄 ジャオウガOG(「火闇邪王門」)
→闇のキリフダたち(2023年2月18日)
キユリのASMラジオ、学校男/ゾンビ・カーニバル(「水闇自然ハンデス」)
→デュエキングMAX2022(2022年10月29日)
まとめ
ここ最近の再録解禁はおおよそ8~10ヶ月、通常弾を3つ挟むくらいのペースと見てよさそう。デュエプレコラボデッキ初出のカードの再録はかなり早めの傾向があったり、デッキ商品だとちょっとフライング気味(半年くらい)の再録もあるようですね。
なので例えば水闇自然ハンデスの開発部セレクションデッキに「流石にボンキゴは入らなかったか〜」って言ってた人とかは時期的な話ではあながち的外れでもないし、デュエキングMAX2023にゼニスザークの再録を望むのも一理あったと分かる。
再録解禁がこのくらいのペースだとすると12月発売の新弾の再録枠にはGoA第2弾か闇のキリフダたちくらいまでのカードが入るかもしれない。何が入るかな、イデア・パラドックスとか?第1弾だけど邪侵入もまだパックで再録されてないね、などなど再録解禁の傾向が分かると予想するのも楽しくなる。なるほどな〜
1年弱で再録が解禁されてると考えると、思っていたよりは再録しないカードゲームという訳では無いと感じますね。最近の積極的な再録に感謝です。
デュエマ、面白そうだけどもう1つデッキ欲しい!ってなった時に強いカードが集めづらい印象がどうしてもあるのでこれからの動向にも期待です。そういう意味では3000円で新しいデッキタイプにさわれる開発部セレクションデッキはめちゃくちゃ好きな商品です。競技大会に出る訳でもないので完璧な構築じゃなくても楽しめればいい。タカラトミーさん、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストさん、ありがとうございます。
というわけで本日の記事はここまで。また次回の記事でお会いしましょう。う〜!デュエル・マスタ〜〜ズ!!