はい皆さんこんにちは。ちゃんと並べてシャッフルした時に限って固まってる。東大ぽけっちのちゅうとくん(@tyuto_aotori)です。東大駒場の学園祭、駒場祭でぽけっちが放送したポケカのコンテンツ「テキスト2倍ポケカ」で僕が使用したデッキを紹介します。
放送のネタバレを含みますので見てない方は是非先に見てください。
デッキコード[Rpypy2-vp5f2h-MyMMXM]
コンセプトは「低予算で作るロマンデッキ」です
事前の考察でベンチ狙撃系が強いだろうと考えており、(ルールのデバッグを兼ねて)スタンのカードプールを全部見ていたところでアローラライチュウ(ジージーエンド収録)を見つけました。まぁ事前考察で考えていたベンチ狙撃の強みは対象を倍取れることだったんですが、作りたくなってしまったのでとりあえず試作をし、他に安くていいのが作れなかったのでコレを詰めていくことにしました。
基本方針
雷タイプのポケモンには様々なエネ加速手段がありますが今回使うのはマグネサーキットのジバコイルです。手札に溜め込んだ雷エネルギーを一気に付けることができます。
そしてエネルギーを引き込むために各種トレーナーズを駆使していきます。
アローラライチュウの火力は雷エネルギー1つにつき30ダメージ、そしてそれを支えるために望遠スコープ(ベンチのV、GXへのダメージを30×2=60追加)を使います。
どうせ相手はサイドレースなんてものを気にせずやりたいことを押し通してくるのですが一応非エクなのですぐサイドを取り切られることは少ないでしょう。
回し方は1ターン目にたねポケモンを並べつつ山札を掘り、2ターン目に進化して一気にエネと望遠スコープをつけてエレキレインを打つという感じ。1ターンが長いです。
使用カード解説
・ポケモン
アローラライチュウ(ジージーエンド) 2枚
このデッキの主役。雷エネルギーが無限にあるなら青天井の火力を出せるロマンポケモン。最寄り駅近くのカドショを回ったが1枚しか売ってなかった。多分みんな買い占めててこれから高騰するんじゃないかな(適当)
ピカチュウ(ナイトユニゾン/プロモ) 3枚
ライチュウの進化元。いくつか種類はあるが今回はHPが高く、最悪スピード雷1枚でワザを打てるピカボールのピカチュウを採用。
ジバコイル(ウルトラフォース/プレミアムトレーナーボックスTAG TEAM GX) 2枚
特性マグネサーキットで雷エネルギーを好きなだけつけられる。2倍になった恩恵は特になし。
コイル(スカイレジェンド) 2枚
ジバコイルの進化元。どうせワザは打たないが他のコイルは「10ダメージ+次の番相手はコインを投げウラならワザ失敗」「山札から雷エネルギーを3(×2=6)枚手札に加える」と言った感じなのでこんらんと大した差は無さそう、雷エネルギーを持ってくる(マグネサーチ)のは今考えると強そうな気がしてきたけど。
ミュウ(ダブルブレイズ) 2枚
特性ベンチバリアがあることで一ターンに2匹以上倒されるのを防ぐ。ベンチ狙撃メタ。
ジラーチ(ダークオーダー) 2枚
1ターンに4枚のトレーナーズを手札に加えられる最強のシステムポケモン。「2回目のねがいぼ
し使います」という2倍ポケカならではの宣言が飛び交う。
デデンネGX(ナイトユニゾン) 1枚
事故回避のためのポケモン。後攻を取れなかった場合1ターン目にサポートが使えないので2ターン目までに山札を掘り切るにはデデチェンジが要求される。
ズガドーンGX(超爆インパクト) 1枚
GXワザ枠。バーストGXはオーロラエネルギー1枚で打ててサイドを2枚トラッシュできる。ビーリンカオスオーダーの方が強いけどそれはそれ専用の構築にしなきゃいけないので差別化ができている。
トレーナーズ
スーパーボール 3枚
クイックボール 2枚
しんかのおこう 1枚
1枚で2枚分の性能を持つポケモンを持ってくるためのカード。クイックボールが2枚なのは2枚しか持っていないから。あと序盤は手札コスト2枚は結構重そうだと思ったので。
ポケモンいれかえ 4枚
エスケープボード 1枚
入れ替え手段。特に解説は不要。
ふしぎなアメ2枚
コイルをジバコイルに進化させるためのカード。グッズロックがいなくて助かった。
ふつうのつりざお 3枚
このデッキを回す上で欠かせないリソースマネジメント(原義)のためのカード。これのおかげで手札コストで基本エネルギーを切りやすくなる。
エネルギー転送 2枚
ノーコストで山札を減らせるカードが欲しくて採用。お手軽に2枚の基本エネルギーを持ってこられる。
望遠スコープ 2枚
ライチュウの火力アップのために不可欠なカード。ベンチのV、GXに対して+60は強い。
今回はレアリティ統一のため使わなかったが衝動買いした300円オリパでURを当てた。大切に保管している。
博士の研究 1枚
強いドローサポートでありながら採用は1枚のみ。理由は次に紹介するカードの方が強い場面が多いから。
ヤロー 3枚
手札を4枚までトラッシュし、その枚数×4枚山札を引ける。4枚トラッシュすれば博士を上回る脅威の16枚ドロー。このデッキで使えるサポートの中では最も多く山札を引ける(ウルトラ調査隊はUBをトラッシュすることで最大24ドローできる、ヤバい)。あと安い。
トレーニングコート 1枚
トラッシュに落としたエネルギーをふつうのつりざおだけで回収できない時に使う。1ターンに4枚まで回収可能。
ブリザードタウン 1枚
HPが80以下のポケモンのワザが使えなくなる。どうしても倒せない相手の足止め用。
エネルギー
スピード雷エネルギー 2枚
雷エネルギー2個分としてはたらく優秀なカード。手貼りをするならこれが理想。追加効果で山札を4枚引けるのも偉い。
オーロラエネルギー 2枚
すべてのエネルギー2個分としてはたらく。主にズガドーンGXのバーストGX用。
基本雷エネルギー 15枚
できるだけ沢山入れた。トレーナーズや特性で操作できるのは基本エネルギーが主なので基本エネルギーが良い。特殊エネルギー手貼り2回と基本雷エネルギー全貼りで最大19個の雷エネルギーがライチュウにつく。
不採用カードについて
クロバットV、デデンネGX(2枚目)
あったら序盤や先攻1ターン目が安定しそうな気がする。
不採用理由はベンチを圧迫する事と値段が高いこと
クチートGX
調整札として買ったがグッズを増やしたため採用しなかった。あればクロバットやデデンネなどHPの低いポケモンをベンチに出させて倒せるので採用の価値アリ。
フシギバナ&ツタージャGX
特性でベンチを呼び出すことが出来るがそのためにはバトル場に出なければならないので微妙。あと手貼りをそこに消費してしまうのがもったいないなどの理由でこのデッキと噛み合わず不採用。
レアコイル
グッズロックをされると永遠にジバコイルになれないので枠があれば入れたほうがよかった。入れるなら特性しょうしゅうしんごう(ドリームリーグ)のが良さそう
ガラルジグザグマ(シールド)
特性かんしゃくヘッドで打点調整ができるが回収ネットが禁止なのでシンプルにベンチを圧迫する。このデッキではピカチュウとコイルを複数並べることでしかボス対策ができないのでジグザグマを置くスペースがない。不採用。
リセットスタンプ
正直入れない理由がないカードだと思うがどうせ干渉しても立て直されるなら自分のリソースを増やしたいと思い不採用。
マリィ
安定して10枚ドローできるのは強いが相手にも8枚引かせるのがあまり干渉にならない。あと干渉しても相手は2倍のサポートで立て直してきそうなので不採用。
ボスの指令
ベンチを狙うというコンセプト的に使いたい場面が少なそうだったというのとサポートで毎ターン10数枚引かないと山を引き切れなかったというのが不採用理由。本音を言うと高いので。
対戦の感想
アゴアクジなどのHPの高いTAG TEAMを2匹並べただけの対面だとサイドプランが取りにくく苦戦しました。クチートGXを入れればよかったなと思います。
あと、相手もベンチバリアミュウを使っていた場合手も足も出なかったと思うのでそこへのメタカードが思いついたら入れたいですね。
放送された試合では1、2、3枚で6枚取りできたので超気持ち良い勝ち方でしたね。
採用されなかった試合はアゴアクジにボコボコにされた負けの試合と、事故った三神フェロマッシをバースト→3+1で6枚とって勝った試合があります、楽しかったです
まとめ
いかがでしたか?テキスト2倍ポケカは面白いのでみなさんも楽しんでみましょう(アフィブログ)
ルールはまだ確立されていないので一部セルフジャッジを伴うと思いますがやる人が増えればルールも固まっていくと思われます。このゲームをやるための障壁のひとつが仮想敵がいないことだと思うのでやりたい人はぜひこのデッキやそれを改造したものと戦わせてみてください。(ジラーチやジバコイルなどBマークはもうすぐレギュ落ちしますが)
では。